ディスカスを飼育するのに一番大切な水質、

もともと日本の水道水は軟水なので大して神経を使う必要はありませんが、

そのディスカスを飼う為の飼育水の良し悪しによって、ディスカスの健康状態に大きく影響していきます。



普通の熱帯魚に比べれば換水の頻度の高いディスカスですが、

それだけでは上手く飼育することは不可能です。

その適度な水質を維持できるフィルターを動かすことによって理想的な環境を作り出すことができます。

またそのフィルターに使用する濾材によっても大きく水質に影響します。

 

当社はスーパーゼオセラという天然のゼオライトから作った濾材を使用しています。

吸着力が強くミネラルを分泌する為ディスカス飼育に最適な濾材です。

1トンの水量に対して40kgのスーパーゼオセラを使用し、多孔質な表面を利用したバクテリアを定着させる、

主に生物濾過によるディスカスの住みやすい柔らかな水質に仕上げています。


濾過がよく効いてくると硝化作用によってPHが下降してきます。

一日に0.2~0.3あたりの下降であれば理想的ですが、

月日が経つうちに下降具合が激しくなってきます。(PH1.0以 上下降)

 

換水してPHを上げたのに翌日また元のPHに戻っている、という経験はございませんか?

これは濾材の表面にへばりついたタンパク質や脂肪などが処理しきれなくなったという時期を示すサインです。

考えてもみてください、毎日ハンバーグなどの生餌を与えているのですから濾材に与えるダメージは相当なもののはずです。

濾材を飼育水で洗う程度では改善できっこありません。

そこで濾材の交換が必要になってくるのです。

 

一度に全部を交換するのではなく1/3から1/2を交換してください。

PHの下降度合がましになります。換水のみでPHの下降を抑えるのは不可能です。

換水してPHを上げてもすぐに下がる、これを繰り返せばディスカスの鰓にストレスがかかり大変なことになってしまいます。

そうなる前に適度な期間で濾材の交換をしましょう。

 

PHの下降具合で判断してください。

交換作業の流れは下記の画像をご覧ください。

■上部式フィルターの場合(オリジナルEASY TOP)



 

■このフィルターは左から右へ水が流れるので先に左側のろ材を抜き取る



■左側に収まっていたろ材



■右のろ材を左へ移す



■新しいろ材を右に入れる




■完成



★ろ材を交換してごきげんなディスカス達

 




☆SUPER ZEOCERA(コンペイトウ赤)




機能セラミックス濾過材
スーパー ゼオセラ
販売ページ

スーパーゼオセラは、濾過材として必要とされるすべての機能を1粒に凝縮した天然素材機能セラミックスです。
●水中アンモニア、硫化水素の吸着除去(吸着作用)
●水中の陽イオン一鉄・マンガン・亜鉛等一の吸収(イオン交換作用)
●有機物の分解を促進(塩基置換容量の増大)
●表面積が大きくバクテリアの繁殖に適した多孔質
●通気性が良く目詰まりしにくい特殊構造
●飼育水及び濾過槽の悪臭除去